デマントイドとは

デマントイドとは幻の宝石といわれ、 色は草緑色の輝きダイヤモンドに匹敵する レアメタルとして注目を集めました。
ザクロ石の一種でアンドラダイトガーネットでありますが、美しい輝きから かつてはロシア帝国では王族のみが所有を許されていました。 アンドラダイトに属するガーネットの中で、 黄色のものが「トパゾライト」、黒色のものが「メラナイト」など、 色により名称が違いますが、「デマントイド」の名で呼ばれるのは、 草緑色の宝石だけになります。
産出国はロシア(ウラル地区)、イタリア(マレンコ渓谷)などですが、 とりわけロシア・ウラル山脈地区で産出が多いと聞きます。 デマントイドのルースは大きなルースは非常に稀で、大半は0.5ct以下の 小さなルースとなります。
リング、ペンダントとしても人気の高い宝石デマントイド、 輝度の高いグリーンガネットよりロシアのデマントイドの方が 高価で取引されているようです。

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デマントイド、希少な宝石

デマントイドの名前の由来は「ダイヤモンドに似ている」という意味の オランダ語に由来しています。
デマントイドの特徴でもある際立った輝きと光度、 これが希少価値を生み出す要因でもあります。 デマントイドは高い屈折率を持ち、かつ、光の拡散率が高いので、 常にキラキラ輝いているような状態です。
この点に関しては宝石の中でもチャンピオンクラスといえます。 デマントイドの分散度はダイヤモンドよりも約30%大きく、 ファイアの大きさはダイヤモンドよりも大きいと言われています。
デマントイドは19世紀中盤にロシアのウラル山脈で最初に発見されたと 言われています。 その輝きからロシア帝国の高貴な人のみが所有を許されるほど 価値あるものとして扱われましたが、1917年のロシア革命による 社会主義国家の設立により、鉱山や鉱物は工業用資源と位置付けられたため、 ロシア帝政時代の象徴である宝石は、無用のものとして放置されてしまいました。
こうしてロシア帝政崩壊後、一部の宝石店の在庫が唯一の供給源となっていましたが、 在庫が尽きてからはデマントイドは幻の宝石となってしまいました。
ソ連崩壊により、再び市場に流通することにより 注目を集めることになったデマントイド、 もちろん、日本でも美しい色合いと、その特異な輝きから大変人気が高まっています。