けい留流産とは

流産とは、妊娠24週未満で、胎児が 子宮外に排出されてしまうことを言います。 流産の多い時期は、妊娠9週〜12週くらいです。 流産の種類には、切迫流産、進行流産、 全流産、不全流産、けい留流産、習慣性流産 などがあります。
さて、けい留流産とは、気がつかないうちに、 胎児が子宮の中で死亡してしまっている状態 のことを言います。 皇太子妃の雅子さまが、このけい留流産を 経験され、メディアでもいろいろ報道されましたので、 耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
けい留流産の場合、妊婦側にはほとんど 自覚症状がありません。そのため、兆候を事前に つかむことが難しいのです。 少量の出血がある人もいます。しかし大半は、 産婦人科での検査で、心拍が止まっていること がわかり、けい留流産と診断されることが ほとんどです。
妊娠のごく初期の流産は、母体よりも胎児の側に 問題があることが多いのです。 子宮には、胎児の異常を認識すると、流産を させる機能があるのだそうです。 悲しい体験ではありますが、また元気な赤ちゃんに 会えることを祈って、きちんとした処置を受ける ようにしましょう。

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けい留流産の手術

けい留流産では、自然に子宮の中身が出てしまう こともあるのですが、やはり病院で、子宮内容除去術、 いわゆるソウハ手術を受けた方がいいと思います。 亡くなった赤ちゃんがいつまでも子宮内にいると、 感染症などを起こす危険もあるからです。
産婦人科を受診すると、エコーなどで赤ちゃんの 心音や胎芽を確認します。心音が聞き取れず、 胎芽の発育も止まってしまっている場合、 けい留流産と診断されることになると思いますが、 最低1週間は様子を見るのが普通ですので、受診後 すぐに手術ということにはならないはずです。
いよいよけい留流産が確定すると、手術を 受けることになります。 手術の前にまず、子宮口を広げる器具を挿入します。 手術自体は、2〜30分で完了します。全身麻酔なので、 眠っている間に終わってしまう感じです。
術後、麻酔が切れれば退院できますが、しばらくは 安静が必要です。1週間ほどで、普段の生活に 戻ることができるでしょう。 手術後の出血は、人によりますが、1か月ほど続く こともあるようです。
この手術には保険が効きますので、かかる費用は 2万〜3万円くらいのようです。