ピック病とは
ピック病とは若年性認知症のひとつで、前頭葉機能の障害による
性格の変化、情緒不安定な行動を特徴とする病気です。
万引きなどの反社会的な行動、同じ行動を繰り返す、
時刻表的な生活、食嗜好の変化などが症状として見受けられます。
似たような病気で、アルツハイマー病がありますが、
アルツハイマーは記銘力・記憶力低下などの知的機能低下が初発症状で
ピック病では、人格変化、情緒障害などが初発症状で見受けられます。
アルツハイマー型認知症とは異なりますが、脳血管性認知症でもない認知症。
それがピック病です。
ちなみにピック病は、ニーマン・ピック病と混同されますが、
まったく異なる病気です。
NHKのニュースでも報道されましたが
万引きで捕まったことをきっかけにピック病が発見された、
というケースもあります。
ピック病にかかると、症状として
無気力、無表情、激怒しやすいなどから
一人で家に帰れない、家事ができないなどいろんな症状が現れます。
ピック病の効果的な治療法は発見されていませんので、
現状は介護が中心となっています。
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ピック病の症状
ピック病の発見は非常に難しい面があります。
「仕事がずさんになった」「約束を破る」などの人格の変化が
一つのポイントになるといいます。
不潔になったり、洋服の乱れを気にしなくなったり
行動上の異変が目立ったり、無気力、無表情になったり、
不安感情が見られなくなったと周りが思うのであれば
ピック病を疑った方がいいかもしれません。
また、「話しかけられた言葉を何度でも繰り返す」
「言葉を一切話せなくなる」などの言語障害も注意すべき点です。
無気力、無表情からうつ病に間違われたり、
何度も同じ言葉、行動を繰り返すことからアルツハイマー病に
間違われることもしばしば。
ピック病になった40、50代の公務員が、
症状の一つである万引きをして、社会的地位を失ったという
ケースもあります。
本人としてはピック病により、犯行時の記憶がないため
周りなり家族が注意してみる必要がありますね。